TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race Rd.1ツインリンクもてぎ

4月1~2日、ツインリンクもてぎで「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」が開幕をしました。5シーズン目を迎えた86/BRZ Race。今年からプロフェッショナルシリーズは後期モデルのものエントリーとなり、全エントラントが新車で挑むこととなりました。一方、クラブマンシリーズは前、後期モデルの混走となります。

 

プロフェッショナルシリーズ

今年もNo.5 井上 尚志選手(まんさく⾃動⾞)をサポートさせて頂きます。

予選は朝のうちに⾬は⽌み、予選が始まるころにはほぼドライという状況でした。新品タイヤは一発のタイムは期待出来るものの決勝のペースが⼼配です。その為にアタックが許されるのは1周のみです。「気温が低いのでアウトラップでは慎重にタイヤを温めてアタックに入りました。少し温めが足りなく1コーナーで若⼲オーバーランしましたが許容範囲でした。しかし、5コーナー⽴ち上がりで2→3速にシフトする際、弾かれてしまい0.3秒ほどタイムロスをしてしまいました。」と井上選手のコメント。それでも1周を終えた時点で5番手タイムでした。
しかし、予選後半にタイムを出す選手が多く数名いたために12番手で予選を終えました。プロドライバー相手に上出来と言えるでしょう。

決勝は気温は低いものの快晴のレース日和でした。
前後を⼤勢のスーパーGTドライバーに囲まれて緊張のスタート。まずまずのスタートを決め1周を終えました。レース序盤からペースが上がらず苦しい展開になりました。ズルズルとペースが落ち5台ほどにパスされて17位でファイナルラップを迎えたのですが、最後のダウンヒル90度コーナーでブレーキ競争でインを刺されてアウト側ダートに押し出されてスピンを喫してしまい最終結果は22位となりました。

 

クラブマンシリーズ

こちらも去年に引き続きNo.38 神谷 裕幸選手(N中部ミッドレススノコ86)をサポートさせて頂きます。

予選は参加台数が多く2組みに分けて行われました。コースインをして路面とタイヤの状況を確認しながらアタックに入りましたが、タイヤが温まりきってないと判断して1周目はアタックを止めて2周目に再度アタックし、暫定1位に立ちました。惜しくも予選後半に逆転され、1組2位、総合結果は3位で予選を終えました。

決勝当日は雨もなく、路面温度もいい感じに上がっていました。
無難なスタートから1コーナーへ、1周目を終え3位をキープ。ブレーキに厳しいもてぎで1周目にチャンスがなかったため、序盤は様子を見ながらタイヤとブレーキを温存しながら走行します。5周目あたりから前の2台のブレーキがたれ気味になってきました。8周目の5コーナーでトップがシフトミス、その直後を走行していた2位のマシンと共に一気に抜き去り2位に浮上しました。その後一度は3位に順位を落としましたが、再び抜き返して2位でチェッカーを受けました。