K&G RACING S耐プロジェクト「ピレリスーパー耐久シリーズ2020 Rd.1 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」 参戦レポート!!

大崎 達也選手の「ピレリスーパー耐久シリーズ2020 Rd.1 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」 参戦レポート!!

K&G RACING S耐プロジェクトは2019年から挑戦を開始しました。
フォーミュラEnjoyを中心に活動を開始してから今年で12年目になります。お陰様で2015年から5年連続でシリーズチャンピオンを獲得させて頂きました。チャンピオンを獲得したドライバーの次の目標の一つが「スーパー耐久シリーズ」への挑戦です。ST-5クラスに参戦中のクローズアップレーシング様の協力で実現したことを深く感謝しております。

日時 :2020年9月4日~9月6日 2020年9月7日 作成者:大崎 達也
場所 :静岡県駿東郡小山町中日向694 富士スピードウェイ
チーム :クローズアップレーシング 様
クラス :ST-5 #182 フィット
メンバー:Aドラ=谷岡 力選手、Bドラ=大崎 達也、Cドラ=西尾 和早選手、Dドラ=猪股 京介選手
<レース結果>
予選 :7 / 12 位
決勝 :5 / 12 位

 

<予選>
2020年9月4日に実施された予選は、Aドラ・Bドラ合算タイムで争われます。
今年よりBドラを担当することとなった為、タイムが決勝のグリッドへ
直結する重要なポジションとなりました。
路面はドライ。12時55分~、定刻通りBドラ予選が開始。
24時間の決勝を見据えたマシンセッティングの中、コースイン。
決勝でも使用するニュータイヤの皮むきを丁寧に行い、アタックへ。
ですが、思うようにタイムを上げられず、Aドラ・Bドラ合算タイムで
予選7番手という結果になりました。

 

<決勝>
~15時00分~
2020年9月5日、決勝がスタートしました。スタートドライバーはAドラ。
~17時00分頃~
ドライブ予定の約30分前より小雨が降るコンディションになっていました。
大崎にドライバーチェンジするタイミングでレインタイヤへ交換。
ドライブ開始と共にだんだんと雨脚が強くなり、それに加えて日没も
迫ることで視界はさらに狭くなっていました。

~18時00分頃~
雨脚は弱まることがなくむしろ強くなる一方で、ストレート上を走っていても
ハイドロが起きマシンを真っすぐ走らせるのがやっとな状態でした。
視界はほぼゼロで前走車のテールライトが30[m]程度以上離れれば見えなくなる
レベルでした。
そしてそのすぐ後に赤旗中断。コース上に整列し雨脚が弱くなるまでレースは
一時中断となりました。
~22時30分~
雨脚が弱くなるのと同時に、セーフティーカー(SC)先導でレース再開。
その後は雨脚が強くなる度にSCが導入され、そのタイミングで
ドライバーチェンジを実施しました。
~4時30分頃~
路面は依然ウェット。SC導入と同時に大崎へバトンが回ってきました。
同時に規則であるメンテタイムをこなし、ピットアウト。
このスティント中も雨脚が強くなる度にSCが導入され、それが2回程
繰り返された後、1時間40分のスティントを終えました。
~11時30分頃~
最終スティントが回ってきました。路面はドライ。
決勝中初のスリックタイヤでの走行となりました。
しかし、ピットアウトと同時に雨が降り出しました。
広い富士スピードウェイの一部のみ強い雨が降り、その他は小雨。
ピットと数周やり取りをし、タイムロスがスリックタイヤでも問題無い
レベルであったので、そのまま走行。結果それが正解でその後
路面はドライへと変わっていき、何事もなく次にバトンを回すことができました。
~15時00分~
24時間栄光のゴールをチーム全員で受け、5位入賞を獲得しました。

<最後に>
初のBドラ予選では自分の弱さが出てしまいました。
この点は次戦菅生ラウンドでは克服できるように致します。
今回のレース参戦に当たってサポートしていただきましたチーム関係者の皆様は元より、
ご協賛いただきました企業様・個人様、そして現地に駆けつけて応援してくださった
皆様に厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。今後もチーム、そして大崎の応援を宜しくお願い致します。

 

DRIVER 大崎 達也選手
2018年 フォーミュラEnjoy FE1クラス チャンピオン
2019年 フォーミュラEnjoy FE2クラス 完全勝利6連勝!(デビューから11連勝は新記録)
「ピレリ スーパー耐久シリーズ 2019 第3戦富士SUPER TEC 24時間レース」
でデビューを果たしクラス3位入賞を果たす!
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