『ENEOS スーパー耐久シリーズ 2022 Powered by Hankook』で C72サポートチーム『Team Noah HONDA CIVIC TCR』がST-TCR クラスでシリーズ連覇!!

第 4 戦「スーパー耐久レース in オートポリス」で『Team Noah HONDA CIVIC TCR』地元オートポリスを初制覇!!

7 月 30〜31 日にオートポリス(大分県)で開催されたシリーズ第 4 戦「スーパー耐久レース in オートポリス」の ST-TCR クラスに参戦。チームとして初めて地元のコースでクラス優勝を遂げ、ポイント的にも 2 位に差をつけタイトル争いを有利にした。
福岡に本拠を置く Team Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に
九州のレーシングチームとして 2018 年より S 耐にフル参戦。参戦車両はホンダ・シビック TCR で、昨年は念願のクラスチャンピオンを獲得した。今回は塚田利郎、蘇武喜和、小串康博、清瀧のドライバー4 名で臨んだ。チーム初合流の小串は地元大分のドライバーで TCR 車両のドライブは初となる。ST-TCR クラスは今回 2 台の出走で、全体では ST-5 クラスを除く 8 つのクラスに 45 台がエントリーした。オートポリスは阿蘇外輪山に建設されたアップダウンに富むサーキットで、ドライバーに人気のあるコースだが、Team Noah としてはまだ一度も勝ったことがなく、今年こそ地元での優勝をという思いでサーキット入りした。
30 日の午後に行われた予選は A、B ドライバー2 名のベストタイム合算で争い、塚田と蘇武のベストタイム合算の結果、総合 19
位、クラス 2 位となった。B ドライバーからはウェット路面となったが、小串と清瀧も基準タイムを難なくクリアした。
31 日の決勝レースは、気温 25℃で曇天から時おり霧雨の落ちるコンディション。5 時間レースは 11 時 3 分にスタート。午前中に行われたウォームアップ走行で、ライバルの 97 号車シビックがハブトラブルに見舞われ修復がコースインに間に合わずピットスタートとなり、塚田はスタートの時点で 1 分ほどの差をつけることができた。塚田は安定した走りを続け 28 周でピットインし小串に交代。このタイミングで 97 号車シビックに先行されたが、小串は 34 周目に 97 号車シビックを捕らえ逆転。97 号車シビックはピットインしてドライバー交代をするも排気系のトラブルを抱え、これで 2 台の差は 7 周となりレース展開が楽になった。
小串のスティント途中で雨が落ちて来たがコースを濡らすまでには至らず、65 周でピットインし清瀧に交代した。清瀧は総合順位
を 16 番手まで上げていたが、99 周目の第 2 ヘアピンで他の車両と接触して、左リヤのサスペンションアームを曲げ緊急ピットイン。車両はそのままガレージへ入れられたが、メカニックが迅速な作業でアームを交換し 13 分ほどの作業で蘇武をコースに送り出した。97 号車シビックとの差は 2 周まで縮まっていたが、蘇武はヘビーウェットな路面となるとレインタイヤに交換し、しっかり最後まで走り切り 128 周でチェッカー。開幕戦鈴鹿、第 2 戦富士、そして今回で 3 連勝を遂げ(第 3 戦 SUGO はスキップ)、タイトル争いをさらに有利にした。
第 5 戦は、9 月 3〜4 日にモビリティリゾートもてぎ(栃木県)において、5 時間レースとして開催される。
塚田利郎「チームワークというかみんなで取った勝利ですね。僕のスティントはクルマも調子良いし、無線でレースの状況を教えてもらいながら走っていましたが、97 号車がピットスタートだったこともあり落ち着いて走ることができました。しかしようやくオートポリスで勝てました。ホームコースですから喜びもひとしおです。次のレースは個人的にお休みしますが、応援には行く予定です」
蘇武喜和「緊急ピットインでしたので慌ただしく準備して乗り込みましたが、メカさんがバッチリ直してくれて、もちろんアライメントを取る時間はなかったわけですが問題はありませんでした。スリックタイヤで出て行きましたが、雨量が増えたので保険をかける意味でレインタイヤに交換してもらいました。最近はチーム力が上がっているので、それを武器に次も勝ちたいと思います」小串康博「初の TCR シビックで勝っちゃいました。TCR にはこれまで乗ったことがなかったので不安だったのですが、足を引っ張ることもなく走れたので良かったです。また機会があれば乗せてもらいたいと思います。地元で走り慣れているコースは熟知しているつもりですが、今回のレースはいろんなことがとても勉強になったので地方戦でもこの経験を生かして頑張ろうと思います」清瀧雄二「レーシングアクシデントとは思いますが第 2 ヘアピンで接触して、もう真っ直ぐ走れませんでした。これは修理に何分かかるかなと思ってピットに戻りましたが 10 数分で直って本当に良かった。メカニックも良く対処してくれました。今週末はこれを含めて”持っていた”なと思います。次のもてぎと岡山でもドライブ予定ですが、残り 3 戦連覇を目指して頑張ります。」

第 5 戦『もてぎスーパー耐久レース 5Hours Race』で『Team Noah HONDA CIVIC TCR』ST-TCR クラスでシリーズを連覇!!

9 月 3〜4 日にモビリティリゾートもてぎ(栃木県)で開催されたシリーズ第 5 戦『もてぎスーパー耐久レース 5Hours Race』の ST-TCR クラスに参戦。今季参戦した 4 戦で 4 連勝を遂げ 2 年連続でクラスチャンピオンを確定させた。
福岡に本拠を置く Team Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に
九州のレーシングチームとして 2018 年より S 耐にフル参戦。参戦車両はホンダ・シビック TCR で、昨年は念願のクラスチャンピオンを獲得した。今回は清瀧、蘇武喜和、”J”、芳賀邦行のドライバー4 名で臨んだ。”J”は富士 24 時間以来、芳賀は昨年鈴鹿大会以来のチーム合流となった。ST-TCR クラスは今回も 2 台の出走で、全体では ST-3 クラスを除く 8 つのクラスに 51 台が参加した。もてぎは短いストレートを 90 度ターンでつないだ前半区間とテクニカルでアップダウンに富む後半区間からなり、タイヤとブレーキに厳しいサーキット。Team Noah としては今回のレースで優勝し、2 年連続でチャンピオンを確定したいところ。
気温 26℃ながら蒸し暑い 3 日の午後に行われた予選は A、B ドライバー2 名のベストタイム合算で争い、清瀧と蘇武のベストタ
イム合算の結果、総合 21 位、クラス 2 位となった。”J”、芳賀も基準タイムを難なくクリアした。
4 日の決勝レースは、気温 28℃で曇天というコンディション。5 時間レースは 11 時 4 分にスタート。今回スタートを担当したのは”J”で、ラップタイムが近い ST-2 クラスの車両とバトルをしながら周回。18 周目にクラストップの 97 号車シビックが車両のトラブルで緊急ピットイン。これで”J”は難なくクラストップに躍り出ることとなった。”J”は約 1 時間、30 周をドライブしてピットイン。ここで清瀧に交代した。清瀧はマシントラブルが起きないよう細心の注意を払いながら周回。交代直後には 29 番手まで落とした総合順位を 19 番手まで回復して 65 周でピットインした。
清瀧からバトンを受けた蘇武は、交代直後の 1 コーナーで 4 台の車両が横並びとなる”4 ワイド”の状態で、左側にいた車両と接
触。相手がコースオフして順位を落としたことで、76 周目にドライブスルーのペナルティを消化。しかし、トラブルを解消しクラス 2番手を走行する 97 号車シビックとは 11 周の差があった。蘇武は 83 周目にこの車両のベストタイム 2 分 8 秒 347 をマークし総合17 番手まで順位を上げ、残り 1 時間となった 15 時過ぎに 104 周でピットイン。ここでアンカーの芳賀に交代した。芳賀のドライブ時には既に細かい車両のトラブルが出ていたが、終盤には蘇武のベストタイムに迫る 2 分 8 秒台をマークするなど力走し、総合19 位でクラス 4 連勝を遂げ、2 年連続でクラスチャンピオンを確定させた。
次戦第 6 戦(岡山国際サーキット)はライバルの 97 号車シビックが参加しないため、Team Noah もスキップし、11 月 26〜27 日に鈴鹿サーキットで開催される最終戦に参加予定。
清瀧雄二「おかげさまで今年もチャンピオン取れました。ただレースの中身としては悔しい結果です。予選も決勝のラップタイムも30kgのウェイトハンディがあるものの、まだドライビング、セットアップ共にまだやれることがあったなという反省もあります。気持ちでは悔しいけれど、今回も勝てたので結果オーライです。最終戦も優勝を目指して戦います」
蘇武喜和「疲れました。ペナルティを受けたのは、1 コーナーで 4 ワイドになって避けきれずに押し出しちゃいました。相手には申し訳ないという気持ちです。今回(97 号車シビックには)スピードでも負けていたのですが、メカさんたちが先手を打ってトラブルシュートをしてくれたおかげでチェッカーを受けることができました。チーム力が上がって来たなと感じるレースでした」
“J”「タイトル獲得に絡むことができ、ありがとうございます。前回は富士 24 時間レースでしたが、今回はガチンコの 5 時間レースということで、そんな環境で皆さんと一緒に走れたというのはものすごい経験になりました。前回とは違う内容のレースということで、次のレースにつながると思います。前回はチェッカードライバー、今回はスタートドライバーといい役をもらえました」
芳賀邦行「今年はこのもてぎだけ乗ることになりました。今回の決勝ではクルマはいろいろなトラブルを抱えていて、まともな状態ではなかったのですが、満身創痍でも最後までつなげられたかなと思います。みんながタスキをつなげてくれたので、何とかチェッカーまで持って行けたので良かったと思います。チャンピオン獲得に少しは貢献できたのかなと感じています。」

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